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(インタビュー)歯医者さんに聞くインプラントのアレコレ

大阪

【インタビュー回答者】植田憲太郎 先生

植田先生

植田先生の略歴を教えてください

大阪大学歯学部を卒業後、2016年に大学時代に住んでいた箕面市でクリニックを開業しました。
一般歯科から矯正歯科、インプラントなど総合的に治療をおこなっています。そのなかで、矯正やインプラントの重要性を感じることが多く、患者さん側も「きちんと治したい」と希望される方が多いと感じました。

よりレベルの高い治療をおこなう病院が必要だと思い、矯正・インプラント・セラミックを軸とした当院を開院しました。

植田先生のプロフィール

  • 名前:植田 憲太郎
  • 勤務先:医療法人UDC理事長、HANA Intelligence歯科・矯正歯科 ディレクター、うえだ歯科クリニック院長
  • 卒業大学:大阪大学歯学部卒業・臨床研修修了
  • 経歴:小室歯科難波診療所勤務を経て、2016年うえだ歯科クリニック(箕面市)開院。2016年医療法人UDC設立・理事長就任。2019年に歯科・矯正歯科HANA Intelligence開院
  • 免許・資格・所属:歯科医師免許、インビザラインドクター、日本デジタル歯科学会所属、日本アライナー矯正歯科研究会所属、ITI(International Team of Implantology) メンバー
  • その他:インプラントのトラブルを解決する「インプラントリカバリー」、「総合治療」のディレクションに注力。2018年には歯科技工所「UDLab」を設立し、デジタル機器と人工知能(AI)を駆使した矯正、インプラント治療を実施している

インプラント治療について

植田先生

インプラントについて、一般的な治療の流れを教えていただけますか。

インプラントは、歯を失った方に対する治療で、ほとんどが自由診療です。顎の骨に人工の歯根を埋め込み、欠損した歯を補います。

インプラントは希望すれば全員ができるわけではありません。骨粗鬆症や重度の糖尿病の方、基礎疾患がある方はハードルが高いので、総合的に治療ができるかを判断します。

インプラントは大きく2段階あります。インプラントを歯肉に埋める治療と、インプラントが生着してから、上層部の土台を形成する治療です。
治療期間としては、患者さんの状態にもよりますが、全体で3ヶ月〜半年程度が目安です。
レントゲンなどで歯の状態を確認し、治療方針を決定します。

若い人にとって、インプラントは抵抗がある治療法でしょうか?

費用面の負担は大きいと思いますが、30〜40代でインプラントを選択される方はいらっしゃいます。
むしろ、若い人がブリッジにするメリットはあまりありません。健康な歯の寿命を短くしてしまうわけですから。

その後、何十年とその歯を使うわけですので、費用対効果の面でもメリットは大きいと思いますよ。

アフターケアで意識すべき点を教えてください。

クリニックによりアフターケアの費用や頻度、保証制度が異なるので、契約前に確認することをおすすめします。

もし引っ越しなどで治療したクリニックに通えなくなった場合は、アフターケアができるクリニックに通われるといいと思います。

さきほどお話した通り、他の歯と同じように、歯磨きやフロスなど日常のケアが大切です。
インプラントをしたかどうかに関係なく、セルフケアと定期検診は歯の健康を維持するために不可欠です。

インプラントのメリットデメリットについて

植田先生

インプラントと、保険内の治療を比較される方もいらっしゃると思います。保険適用治療と比較して、インプラントのメリットはどんな点でしょうか。

確かに、保険内でもブリッジや入れ歯といった選択肢がありますが、他の歯を削る必要がある上に、使用中にも負担がかかります。

健康な歯を削ると歯の寿命は縮まってしまうので、年を取って他の歯も失ってしまうリスクが生まれます。
これらのデメリットを避けるために、インプラントを選択される方もいます。

また、歯が少ない、奥に支える歯がないなど、インプラント以外の選択肢がない方もいらっしゃいますね。

将来的な影響以外にも、インプラントは天然の歯と同じように骨で支えられているので、噛み心地に違和感がない点もメリットです。
被せ物にもよりますが、審美の点からも優れています。

インプラントは、将来的にリスクとなる要素はありますか?

インプラント周囲炎という、歯周病のような症状が発生することはあります。これは歯垢や歯石が溜まることで発生します。
ですが、歯周病は天然の歯でも起こりますので、インプラントが通常の歯と比べてリスクが高いわけではありません。
適切な手入れをすれば過度な心配は不要です。

インプラントは体にとって異物です。人間の体は異物を排除する働きをしますが、インプラントの場合は生着しやすく、トラブルも起こりにくいです。

患者さんについて

患者さんはどんなきっかけでインプラントを検討されるのでしょうか。

インプラントの相談にいらっしゃる場合、「やりたい」ではなく、「しなくてはいけない」状況の方がほとんどです。
きちんと噛めない、他の歯に負担が出てきたなど、歯がないことで具体的なトラブルがあるケースです。

キレイな歯を装着するので、誤解されることもありますが、インプラントは美観を改善する治療ではなく、天然の歯を守るための治療なんです。

中高年でインプラントをされる方が多いそうですね。

当院では50代の患者さんが多いです。
日本人は、50代をすぎると2人に1人の割合でブリッジが入ると言われています。ブリッジがだめになってしまい、80代で入れ歯か総入れ歯になってしまうケースが多いです。

インプラントという選択肢がもっとメジャーになれば、80代の歯の本数は変わるのではないでしょうか。

クリニック選びのコツについて

植田先生

インプラント治療をおこなっているクリニックは多数あると思います。選ぶのが難しいという声もありますが、クリニック選択のコツはありますか?

インプラントの場合は、歯の状況により治療の難易度や期間が変わるので、カウンセリングは不可欠です。
クリニックによって、治療手順、費用、保証内容も変わってきますので、しっかり確認し、疑問を解消してください。

インプラントの通院回数は4〜6回程度ですが、アフターケアも考えると、生活圏にあるクリニックが便利だと思います。
インプラントの手直しに力を入れているクリニックは、アフターケアの体制もしっかりしていると考えられますね。

インプラントを検討する際に、費用面がネックになる方は多いと思います。クリニックによって金額の差が大きいと感じますが、この理由はなんでしょうか。

原価で比較すれば、同じメーカーの物を使えば当然同じです。
しかし、どんな保証をつけるかや技術料によって差が出てきます。

費用が高いから技術が高いとは言い切れません。自費治療すべてに言えることですが、理想とコストのバランスを考えて、納得できる方法を選ぶことが重要です。

インプラントの場合は、被せ物によって外観が変わります。被せ物は材質により大きく金額が変動しますので、予算と相談になると思います。特徴をしっかり理解することで後悔のない選択ができるのではないでしょうか。

こんなクリニックはおすすめ、というポイントはありますか?

インプラントは長く使うものなので、保証がしっかりしているかはチェックすべきです。
長い保証があるといざというときに安心ですね。

また、歯の状況は人によって異なるので、自分の症状に似た症例を扱ったことがある先生は信頼性が高いです。
インプラントは高額な上に、外科手術ですので、患者さんの不安も大きい治療法だと思います。先生を信頼できるかは重要な要素です。

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