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CASE7 メンテナンス不足

「メンテナンス不足」による、インプラント治療に関するトラブル・失敗事例について紹介しています。

インプラントの寿命はどれくらい?

「患部が腫れた」「歯周病(インプラント周囲炎)にかかった」「骨が溶けた」など、インプラント治療に伴うトラブルについて耳にしたことがある人も多いかと思います。

インプラントの失敗事例としてよく語られるこれらのケースですが、トラブルの原因はインプラントそのものではなく患者さんのメンテナンス不足にあることが少なくないことを皆さんはご存知でしょうか?

「インプラント=人工の歯」というと、とても丈夫でいつまでも長持ちするようなイメージがあるかもしれません。しかしインプラントも医療器具ですから、もちろん寿命というものがあります。とある調査結果によると、インプラントの10年生存率(10年後に壊れずに残っている確率)は約93%とのこと。裏を返せば、7%の人は10年でインプラントがダメになってしまう計算になります。

ただし、入れ歯の10年生存率は約50%、ブリッジの10年生存率は約90%という別の調査結果も踏まえるなら、インプラントが寿命の長い治療方法であることは間違いありません。

メンテナンス次第でインプラントの寿命は延びる!

それでは、20年後、30年後の生存率はどのようになっているのでしょうか?とても興味のあるところですが、インプラント治療の歴史は浅く20年も30年も使い続けている人(母数)が少ないため、信頼に足るデータがまだ取れていないようです。

他の治療法に比べて長持ちするとは言え、インプラントにも寿命があります。その寿命を左右するのは、まずはインプラント自体の質。安価で質の低いインプラントは10年と言わずすぐにダメになってしまいますし、逆に質の高いインプラントであれば30年以上使い続けることができた、という報告もあがっています。

そして何よりインプラントの寿命を決定づけるのは、手術後のメンテナンスであると言っても過言ではありません。このメンテナンスには、自宅でのブラッシング、クリニックでのクリーニング、そしてかみ合わせの調整など、治療後のアフターケアすべてを含みます。これらをしっかりと続けることができて初めて、インプラントは長持ちさせることができます。なのでインプラント治療を受けるクリニックは、長期的なお付き合いができる(通いやすさや居心地の良さも含む)ところを選ぶことをおすすめします。

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